漢方勉強会開催のお知らせ

会員の皆様には、日頃より当青年部の運営につきまして格段のご協力を頂き感謝申し上げます。

さて、漢方については、なかなか理解しづらく苦手と感じている薬剤師も多いかと思われます。

しっかり学びたい人向けに東洋医学の理論や世界観、古典まで深く解説してくれる講座は多数ありますが、ちょっと敷居が高いと感じてしまうかもしれません。

そこで、「漢方には興味があるけどそこまで深くまでは・・・」、「とりあえず日々の服薬指導や質問に答えられる程度のレベルで充分なんだけど・・・」という薬剤師向けの勉強会を企画しました。 (さらに…)

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平成29年度 埼玉県薬剤師会青年部講習会

平成30年2月4日(日)埼玉県県民健康センター3階会議室において、埼玉県薬剤師会青年部講演会が開催されました。
本年は勝和会病院薬局長 救急認定薬剤師であります出口弘直先生をお招きし「輸液製剤と輸液療法の基礎」と「輸液から考える全身管理」をご講演いただきました。

当日は30名以上の参加者で会場が満席でした。参加できなった方もいらっしゃると思いますので、講演内容を少しですがご紹介したいと思います。
救急医療において、昨日と比べてどうか?この治療で明日はどうなっているのがベストか?どうなっていたら治療方針を変更するのか?と時間軸で考えることが必要であり、慢性疾患においては、5年後10年後を見据えて治療方針を考える必要があります。
バイタルサインも「時間軸・組み合わせ」で考えていつもと違わないか確認し、正常値・緊急時の指標を把握しておけば緊急通報できます。呼吸は1秒で吸って2秒で吐くから20回/分以下ですし、逆に10回未満または30回以上もおかしいとわかります。さらに、血中イオン濃度の中でも【Na140、K4、CL100(mEq/L)】は頭に入れておいてほしい項目だとおっしゃっていました。
水分管理の基本として、細胞内液を含めた身体全体への水分の補給には5%ブドウ糖液を、細胞外液の補充には生理食塩液を用います。5%ブドウ糖液を用いるのは、代謝されてH2Oが生成されるからです。アルブミンは分子が大きく血管内から外に移動しないため静脈血液の水分量を保持する役割があります。
輸液は血管内水分量を確保して全身循環を円滑に保つことが大きな目的であり、輸液を理解するためには心臓・肺・腎臓の3つの臓器の働きとその関係を知ることが重要です。
【心臓は全身に血液を循環させるポンプ→肺がO2を受け取りCO2を排出→O2や栄養を全身に送り、代謝により生成された尿素やCO2などの老廃物を腎、肺に届ける】
出口先生は、臨床は応用の連続であり、学んできた基礎を自分の知恵として活かしてほしいとおっしゃっていました。

今回参加させていただき、身体機能を全体的な動きとして理解すること、また、在宅などで患者さんの異変に気付けるよう、個々の状態を把握しておくことが大切であると感じました。

報告者 星 知子(熊谷薬剤師会)

埼玉県薬剤師会青年部 スキー・スノーボード交流会報告

平成30年1月28日 9:00-16:00
場所:たんばらスキーパーク

2018年1月下旬。草津の白根山は35年ぶりの噴火、関東は大雪に見舞われ、秩父では連日氷点下を記録。秩父市長宅の水道も凍結するほど冷え切っていましたが、心は燃え上がっています。そう、スキー・スノーボード交流会!

当初湯の丸スキー場で予定していた交流会ですが、種々考慮の上でたんばらスキーパークに変更し、参加者は大人10名子供5名の15名、会員・非会員もさることながら今年は医師やブラジル人も参加していただく盛況ぶりです。
私は約10年ぶりくらいのスキーでしたし、何よりスキー未経験の小学生2人を連れており、楽しみ半分と不安半分の参加でした。開始直後に不安は的中。3人分のスキーセットを持ち、靴の履き方、板の付け方、転び方等教えながら、このまま何も滑れずに終わるんじゃないか・・という焦りに駆られました。雰囲気を察したのか、横に青年部会員の方々が来て一緒に手取り足取り手伝っていただき、どうにかリフトで山の上へ。1本目こそ半泣きになりながら降りた小学2年生の長男もお昼休みには「早く滑ろう!」と言うほどでした。これも出だしが上手く出来たから。仲間が助けてくれたから。感謝してもし足りないくらいです。

お昼にはアイドルグループのかき氷早食い選手権が開催され、青年部代表として参加した岡田氏は予選を勝ち抜き見事5位入賞です。青年部会員や家族からも喜びとお祝いの声が上がりました。何より岡田氏の体調も崩れることなく、より活気にみなぎり雪山を制し、さわやかな笑顔で入賞の景品を掲げていたのが印象的でした。交流会はリフト終了時間ぎりぎりまで雪山を堪能し終了、渋滞に巻き込まれましたが事故無く無事に帰宅しました。

今回の交流会も普段ではできない話、助け合い・教え合い等、たくさんの思い出や楽しい時間を持って帰れたのではないでしょうか。少なくとも我が家の子供たちは素晴らしい思い出になりましたし、異文化交流もできて大喜びでした。名前は知っているけれど・・・というメンバーや医療スタッフ、普段接点がない面々と気軽に繋がれる。出会いの場は目の前に広がっていますよ。

埼玉県薬剤師会青年部 逸見和範

『薬剤師のための英語論文を読む会・サイカケル8』及び『薬剤師のための基礎統計学講座』

7月23日、浦和にて開催された『薬剤師のための英語論文を読む会・サイカケル8』及び『薬剤師のための基礎統計学講座』に参加させていただきました。)

『薬剤師のための基礎統計学講座』は3回コースで、今回がその3回目。最終回の今回は『検定』についてお話をいただきました。

タイトルに『薬剤師のための』とついている通り、井上先生には3回の講義を通じて常に現場に役立つものをという視点からお話しいただいたと思います。添付文書を読むにあたっての注意事項や、有意差と薬の有効性に関連はあるのか等、統計を身近に感じられるような切り口をたくさん用意していただき、大変有意義な講座でした。井上先生、ありがとうございます。

『統計学講座』については、今回は基礎の基礎ということで、希望があれば応用編も開催していただけるそうです。また、日高、熊谷では同じ基礎編が現在も開催中ですので、ピンときた方は是非ご参加ください。

また、『サイカケル』では、上記の統計学講座の流れを汲みながら、リンゼス錠0.25mgの論文を取り上げていただきました。文献としても大変勉強になったのですが、今回それ以上に面白かったのが、その論文上で薬剤の有効性を確認するために設けられた質問事項。「便秘が改善したか?」を判断するために、便の堅さだけでなく、頻度、スッキリ感の変化や「いきみがなくなったか」ということまで。我々が便秘の方のお話を聞くときにも、これだけの確認方法があるのだと学ばせていただきました。早速、今後の業務に生かしていきたいと思います。

『サイカケル』も、引き続き月に1回のペースで開催される予定です。また、今後理学療法士のリハビリ指導、栄養士の食事指導等も併せて行われる計画がありますので、こちらも是非奮ってご参加ください。

青年部会員 藤野智子(やわらぎ薬局)

【日高市&熊谷市】薬剤師のための基礎統計講座のご案内

薬剤師のための基礎統計講座の告知です。

基礎統計講座を日高市と熊谷市でそれぞれ6月より3ヶ月連続開催します。
お近くの会場で是非ご参加くださいませ!

統計なんてわからない!って思ったあなたもご安心ください。平均値、最大値、最小値などの基本のキからスタートします。

薬剤師にとっては必須にもかかわらずあまり重視されていない統計学の基本をこの機会に一緒に学びましょう!

日高市会場
日高市南平沢1098-2
日高市高麗川公民館2F 集会室
第1回 6月15日(木) 19時から
第2回 7月13日(木)19時から(予定)
第3回 8月17日(木)19時から(予定)
日高会場申込みフォーム https://goo.gl/KphRVS

熊谷市会場
熊谷市拾六間111−1
熊谷文化創造館さくらめいと会議室3
第1回 6月26日(月)19時から
第2回 7月24日(月)19時から(予定)
第3回 8月28日(月)19時から(予定)
熊谷会場申込みフォーム https://goo.gl/Pe744E

参加費
会員 500円/回      非会員 1,000円/回

詳細は以下のURLよりご参照ください。

https://drive.google.com/…/0BymO3vxCF2i7bTZ6aW8xZUF4TWM/view

尚、今回申込みはgoogleフォームからのみとなっております。PDFファイル内のQRコードやリンクからご登録くださいますようお願いします。

青年部バーベキュー親睦会 みんなで秩父へ!!~長瀞名物ライン下りもみんなで乗ろう~

平成29年5月21日  11時~15時
場所:長瀞 古沢園

今回は秩父の長瀞にある古沢園にてバーベキュー親睦会を開催しました。
最高気温33.4℃を記録する猛暑にも関わらず、遠方より多くの方が参加してくださいました。参加者は27名、うち4名はなんと大学生です。非会員の参加者も全員青年部に入会していただきました。

 

バーベキュー会場は近くに湧水が流れる深緑に囲まれた涼しい山裾で開催されました。食事は肉、野菜、きのこ、焼きおにぎりといった美味しい秩父の幸がてんこ盛りです。


親睦会への参加が初めての方もたくさんいましたが、各テーブルで会話に花が咲いていました。私のテーブルでは、「将来自分の店舗を持って薬剤師として活躍したい」、「学生時代に勉強した漢方の知識を生かしてOTC販売を頑張りたい」などの話が聴け、自分ももっと目標をもって頑張ろうという気持ちになりました。

 

続いて長瀞名物ライン下りへ。和舟で長瀞を流れる荒川を下り、大自然を満喫するのがライン下りの醍醐味です。最近では土屋太鳳さん出演の西武鉄道テレビCMでも話題になっています。

川の流れが緩やかな時には巨大な岩に囲まれた迫力ある景色を眺め、急な流れの時には風を感じながら絶叫マシンのようなスリルが味わえました。乗船し終わると、癒しと興奮で私の日々の疲れが吹き飛んでいました。秩父にお越しの際は乗らなきゃ損です。

 

全体を振り返って、親睦会は楽しく仲間と親睦を深められる集いになったと思います。バーベキューやライン下りをするうちに自然と会話が生まれ、どのような薬剤師がどこで何をしているのか、といった情報交換ができました。こういった親睦はただ勉強会で顔を合わせるだけではなかなかできません。食事や自然を堪能しながら親睦を深められたことは、私にとってとても充実した時間となりました。

皆さんも是非青年部に入会して楽しく語らいましょう!!

青年部会員 杉山晃平(秩父郡市薬剤師会)

薬剤師のための論文の読み方を学ぶ会「サイケケル6」および「第二回薬剤師のための基礎統計講座」活動報告

平成29年4月23日(日)10:00〜13:30
場所:レンタルスペースホーリィ浦和

 

 

 「第二回薬剤師のための基礎統計講座」講師は埼玉県薬剤師会青年の井上重之先生です。今回はまず母集団と標本についてわかりやすく説明していただきました。
分散とは数値データのばらつきを表すための指標です。値が大きいほど平均から離れていることになります。
標準偏差はデータと単位をそろえることにより比較ができるようになります。標準誤差では母平均にどれだけ近い値を表す指標です。標準偏差と標準誤差は似ていますが異なる性質を表すものです。
また、トピックスとして偏差値についてお話がありました。数式で表しますと偏差値=50+10×(取った点数-平均点)/点数の標準偏差です。偏差値が70以上の人は上位2.5%に入っていることが分かります。具体的でとてもわかりやすい内容でした。
ありがとうございました。

 「サイカケル6」では、2016年にGUTに掲載されました
Vonopurazan,、a novel potassium-competitive acid blocker,as a component of first-line and second-line triple therapy for Helicobacter pilori eradication: a phase III ,randomized,double-blind study
の論文を取り上げました。

タケキャブによるピロリ菌除菌の第Ⅲ相試験のデータです。
まずPPIの薬効のメカニズムを有機化学の視点からわかりやすく説明していただきました。PPIとボノプラザンは分子構造からみて違うお薬ということを改めて理解しました。
論文を読み始めるとボノプラザン使用による効果はとてもよく有意差を持って除菌率を改善しました。2次除菌では98%の効果でした。また、サブ解析では年齢やMICやCYP2C19により効果に違いがあることがわかりました。
一般的にピロリ菌除菌率が近年下がってきている理由の一つは耐性菌が増えてきたためと考えられています。
最後に論文を読み終えて、ボノプラザンに変えてピロリ菌の除菌率は改善したが理由が良くわからないという意見がありました。ピロリ菌の生態も完全には解明されていません。耐性菌が出てきている事はわかっている。他にも胃酸分泌能の違いも関係しているのかもなど幅広い意見が出されました。皆さんも一緒に参加して知識を深めませんか。

青年部会員 友成 康二(ふれあい薬局)