「臨床検査値から処方をどうみるのか?」・SGD「臨床検査値を日常業務に活用するには」活動報告

平成29年2月5日(日) 13:00 ~ 16:00

 今回は講師にどんぐり工房の 菅野 彊 先生、ファシリテーターとして 津山 俊子 先生をお招きして講演会を開催しました。講演会には青年部会員、非会員、病院薬剤師、薬局薬剤師問わず、50名以上と大変多くの方々に参加していただきました。

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 菅野先生のご講演では、検査値から腎、肝機能の推測から始まり、検査値と処方内容から副作用を考えること、検査値から薬剤の投与設計といった内容をお聞きしました。
 まず印象に残ったことは、尿中未変化体排泄率や油水分配係数から腎排泄型または肝消失型が判断でき、それらの数値は添付文書やインタビューフォームに記載されているということでした。今後添付文書はしっかり読み、業務に役立てたいと思いました。
 もう1つとても印象的だったのはHbA1cから過去の血糖値を知る方法があるということです。約2か月前の血糖値を「推定平均血糖値=28.7×HbA1c(%)-46.7」から求めることができます。ですがだいたいの平均血糖値は「(HbA1c-2)×30」という簡単な計算で推測することができるということに驚きました。平均血糖値を継時的に追えてない場合でもこの計算でHbA1cから推測することにより、患者さんの状態を評価する一つのツールとして活用していきたいと思いました。

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 講演を聞いた後は参加した方々でスモールグループディスカッションを行いました。SGDの内容は実際の症例をもとに、検査値と処方薬について問題点はどこか、問題点についてどうしたらいいか、を考えました。ランダムに9つのグループに分かれ、1つのグループ内には薬局薬剤師、病院薬剤師が混在していました。違う環境で働く方々と共に意見を出し合うことで、着眼点の違いや考え方の違いに気づかされ、とても刺激を受けることができました。

 講演後は菅野先生、津山先生を交えて懇親会を行いました。楽しく様々な話をする中で、各々の薬局の雰囲気やコミュニケーションの取り方の話がありました。地域が異なるとコミュニケーションの取り方も異なり、患者さんとの接し方にも地域の個性があると気づくことができました。そんな話を聴く中で、私も様々な地域の雰囲気を感じてみたいと思いました。

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 菅野先生、津山先生、今回は大変貴重なご講演ありがとうございました。また、多くの皆さんに参加していただき、ありがとうございます。今後も勉強や交流会にも多くの方に参加していただけたらと思います。

青年部会員 若林滉貴(秩父郡市薬剤師会)

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